plenty

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    《L: 江沼郁弥(Vo&G) 新田紀彰(B) :R》

    プロフィール

    歌詞、曲、存在、それぞれが独特。そしてどこまでも確信的であり革新のロックバンド。これまでに2枚のミニアルバム、4枚のEP、2枚のフルアルバム、【Sound Film Track】という新しい表現形態での作品を1枚リリース。数々のツアーやイベント出演で注目を集める。2013年5月29日にリリースされた2nd album「this」を引っさげ、サポートミュージシャンにドラマー中畑大樹、ギタリストにヒラマミキオを迎えて4人編成で6&7月に開催した「plenty 2013年 梅雨 ワンマンツアー」はメンバーが開始当初から目標としていた “「this」に肉体をつける”地点に達した充実のステージで、これまでにないほどエモーショナルなライブを展開し話題を呼んだ。この4人編成のplentyを体感してほしい。
    オフィシャルHP
    http://www.plenty-web.net/

    ※8月17日・土曜日、RISING SUN ROCK FESTIVAL・RAINBOW SHANGLI-RAでのライブ直後に収録

    ゆっくりスタート、テンポアップしてまたゆっくり、なライブでしたね。
    江沼「他のフェスの合間に「北海道どうしようかな」と思いながらセットリストを決めました。他のフェスとは全然違うセットリストなので、サポートメンバーは「面倒だな」と思っていたと思います(笑)。ライブハウスらしさもあってRAINBOW SHANGLI-RAは凄いやりやすかったです。」

    今日はplentyを初めて見る人もたくさんいたと思います。
    江沼「そういうアウェイ感は燃えますよ。フェスは絶対アウェイなので(笑)、変なテンションの上がり方しちゃうんですよ。「やってやる!」って。」

    それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
    江沼「ワンマンがあって、RSRがあって、次がいつになるのかまだわからないんですが、いい作品を作って北海道にライブをしに来たいと思います。その時はよろしくお願いします。」
    新田「今日見てくれた方ありがとうございます。RSRは大好きなのでまた呼んでもらえたら嬉しいです。またライブ見に来てください、ありがとうございました。」

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    小林香織

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      アジアで最も美しいサックス奏者の世界で最も革命的な姿勢


      小林香織(Sax&Flt)

      プロフィール

      親がピアノ教師だったこともあり、0歳からピアノに触れ中学 1 年から吹奏楽部でフルートを始める。高校2年の時、アルト・サックスを始め、1 年半の間クラシック・サックスを原ひとみ氏に師事。高校3年の夏からJAZZ を学ぶ。2000年洗足学園音楽大学ジャズコースに入学。ジャズ・サックスをボブ・ザング氏に師事。2004年洗足学園音楽大学ジャズコースを卒業。2005年ビクターエンタテインメントよりアルバム「Solar」でデビュー。2012年タイのサックス協会SAX SOCIETYより「アジアで最も美しいサックス奏者」として賞を授与される。今年2月に月10人のトラックメーカーを起用し、R&Bをテーマとした8作目のアルバム「Urban Stream」をリリース。6人組ガールズジャズユニットTHE JAZZ LADYの一員としても活動中。
      オフィシャルHP
      http://kaorikobayashi.com/

      一昨年初めてSAPPORO CITY JAZZに出演して、「やっと札幌でサックス吹けるわ」という感じでしたね。

      小林さんにお話を伺うのは5年ぶり…お久しぶりです。インタビュー前日のライブが北海道での初ライブでした。
      「そうでしたね。その岩見沢のライブに出た年に、帯広と室蘭でライブがあったんですが、札幌でライブはなかなかなくて…。で、一昨年初めてSAPPORO CITY JAZZに出演して、「やっと札幌でサックス吹けるわ」という感じでしたね。」

      それから3年連続でSAPPORO CITY JAZZに出演されて、今年は7月10日にTHE JAZZ LADYの一員として出演されましたね。普段はアルトサックスの小林さんがテナーサックスを吹かれていました。
      「THE JAZZ LADYというユニットが、女性だけでジャズを演奏しようというのがキーワードなんです。なのでジャズだとテナーサックスの方がいいかなと。私の中ではアルトサックスは「キャピキャピした元気な女の子」、テナーサックスは「ダンディな男性」というイメージなんです。THE JAZZ LADYはベースもエレキではなくウッドベースなので、テナーサックスの方が合うと思って演奏しています。テナーの方が管自体が太いので、アルトよりも鳴らす時に馬力が必要なんですが、吹奏感というか「吹いてるぜ」という感じが凄いんです(笑)。」

      他5人のメンバーはドレスアップされた衣装だったんですが、小林さんはタンクトップにジーンズ、そしてロングブーツと戦闘服のようでした(笑)。
      「私も可愛らしくワンピースを着た方がいいかなとも考えたんですが、テナーサックスという楽器が、私にスカートを履かせる気持ちにさせないんです(笑)。テナーサックスを吹くのにロングドレスだと女装している気分というか、違和感があるんですよね。やっぱりカッコいい服を着てあげた方が、楽器が引き立つかなと。アルトを吹いている時よりはメンズな気分…宝塚の男役のような感じです。」

      普段はインストゥルメンタルですがTHE JAZZ LADYではヴォーカルの方もいらっしゃいます。
      「いつもは自分自身…サックスがヴォーカルの役割なので、一番目立ってもいいし、逆に目立たなくちゃいけないんです。でもヴォーカルが入ると、伴奏の役割もあるので、メロディを採っている人の邪魔にならないように、そしてうまく入っていくことで主役がより目立つような合いの手の入れ方をしていくのが、難しいとことでもあり面白いところですね。」



      プライベートで聴く音楽はR&Bかロック…「Urban Stream」ではR&Bをやらせていただきました。

      2月20日に8枚目のアルバム「Urban Stream」がリリースされました。
      「今回R&Bにこだわったので「Urban」という言葉を使いたかったんです。その後ろに「Stream」…いい響きの言葉が来るといいのかなと思って、このタイトルにしました。」

      R&Bにこだわった理由は何ですか?
      「私がプライベートで聴く音楽はR&Bかロックなんです。去年のアルバム(2012年リリース「SEVENth」)ではかなりロックテイストのものをレコーディングしたんですが、前にプライベートで聴く音楽と作るアルバムが少しかけ離れているような気がしていたんです。「SEVENth」からはセルフプロデュースをさせていただいているので、もうやりたい放題(笑)。ロックとR&Bは絶対やりたかったので、今回はR&Bをやらせていただきました。」

      小林さんのサックスとフルート以外のトラックは打ち込みですよね。
      「「SEVENth」は基本的にバンドで演奏しているんですが、「Urban Stream」はR&Bにこだわったので、サックスという楽器の性質上、ジャズやフュージョンに思われるのは避けたかったんです。私の音楽のコンセプトとして「ありそうでなかったものをやりたい」という気持ちがあったので、サックスでR&Bをやるにはどうしたらいいかを考えて、まずはトラックはあえて打ち込みかなと。サンプリングで生っぽい音は使っているんですが、電子音中心のトラックにしてみました。」

      「Urban Stream」を聴かせていただいて、サックスの可能性が想像以上のところまで広がっているなと感じました。
      「私の目標がそれなんです。ジャズやフュージョンをリスペクトした上での話なんですが。「サックス=ジャズ」というのを変えていきたいという気持ちがあるので、サックスにはこんな一面があるというのを発掘していきたいですね。」

      個人的には「Tears」と「Back Street」がお気に入りで、特にサックスが「歌っている」ように聴こえました。
      「そういう風に聴いていただけて凄い嬉しいです。曲作りの段階ではR&Bシンガーに曲を提供するくらいの気持ちだったので、サックスで吹くことは一度置いておいて作ったんです。なので狙い通りです(笑)。このアルバムのコンセプトの世界観を感じ取っていただけたんだと思うと、作者としてもの凄い嬉しい一言をいただきました。」

      逆に言うと「演奏するのは凄い難しいだろうな」と思いました。
      「はい(笑)。特に「Tears」はついついサックスの演奏上の癖が出てしまいそうになるんです。それが入ってしまうと「Tears」の世界観が台無しになってしまう…何のために「Tears」をここまで持って来たのか、最終的に私が癖を出してしまうと意味がないなと。今までリリースした8枚のアルバムの中で一番苦労をしましたし、一番挑戦したかなと感じています。」



      これからも北海道の皆さんの心に残るいい作品を作っていきたいと思っています。


      実は5年前のインタビューで「ジャズの敷居を出来る限り下げたい」とお話ししてくれたんですが、本当に有言実行されているなと思っています。
      「ありがとうございます。やっぱり諦めないことは大事なんだなと思いました。「いつか自分のアルバムをプロデュースしたい」という思いがあって、今は私を信じてくれているスタッフにも感謝です。今でもくじけそうになることはあるんですが、そこで諦めちゃったら終わりなんだなと、身を持って感じました。」

      それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
      「大好きな北海道で演奏出来ることを嬉しく思います。「Urban Stream」も作曲をしたのが昨年の北海道滞在の後…札幌でライブを終えた後、プライベートで富良野と美瑛を旅して、そこで見た景色を思い出しながら作った曲もあるので、北海道の影響も受けているんです。これからも北海道の皆さんの心に残るいい作品を作っていきたいと思っています。」


      インタビュー後記
      ビジュアルに気を取られていると痛い目に遭う…小林香織さんはそういう存在だ。「アジアで最も美しいサックス奏者」という肩書に偽りはないが、その音楽的な姿勢の方がもっと美しい。ジャズ的なものが求められるサックスの世界にあって、最新作「Urban Stream」ではトラックでは生音を排除し、R&Bの世界にどっぷり浸かった作品を作り上げた。自分の世界に寄せるのではなく、相手の世界に入り込んで存在感を示す。こんな難儀な作業をやってのけてしまうのも、「サックスの裾野を広げたい」という情熱に他ならない。日本のみならず世界を相手にサックスという武器で戦う彼女の、革命的な姿勢はこれからも変わらないはずだ。(橋場了吾)


      「Urban Stream/小林香織」
      (2013.2.20発売/¥3150(tax in)/VICJ61680)
      1.Prayer
      2.Time
      3.Dream Market
      4.Gotta Go to School(Interlude)
      5.Gotta Go to School
      6.Solitude
      7.Cats & Dog
      8.Tears
      9.Sultry Nights
      10.Back Street
      11.Lovin' You
      12.September
      13.City Lights
      ※初回限定盤(¥3600(tax in)/VIZJ14/DVD付)も同時発売
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      Nothing's Carved In Stone

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        《L:日向秀和(B) 村松拓(Vo&G) 生形真一(G)  大喜多崇規(Dr) :R》

        プロフィール

        2008年、ELLEGARDENの活動休止をきっかけに生形真一がストレイテナーの日向秀和に声をかけたのがNothing's Carved In Stoneの始まり。日向の紹介でFULLARMORで共に活動していた大喜多崇規がドラムとして加わる。ヴォーカリストを探していた中、生形がABSTRACT MASHの村松拓の声に興味を持ち、ABSTRACT MASHのライブに足を運んだ生形と大喜多が、彼のライブパフォーマンスに惚れ込み、本格的にアプローチ。こうして4人が集まり、現在のラインナップとなる。
        オフィシャルHP
        http://www.ncis.jp/

        ※8月16日・金曜日、RISING SUN ROCK FESTIVAL・RED STAR FIELDでのライブ直後に収録

        今日は村松さん・生形さんにお話を伺います。率直にライブ終了直後の感想をお願いします。
        生形「実はフェスで夜にやったのは今日が初めてなんですよ。なので凄い楽しみにしてたんです。」
        村松「凄い気持ち良かったです。昼間とは全然景色が違うんですよね。」
        生形「後ろから照明が当たった時にだけお客さんが見えるのも新鮮でした。」
        村松「おかげさまであまり緊張しないという(笑)。」


        9月15日・日曜日にペニーレーン24でのワンマンライブがありますので、新曲は控えめでしたが「きらめきの花」が演奏されたのはビックリしました。。
        生形「「村雨の中で」と迷ったんですが、今日は「きらめきの花」にしました。」
        村松「今日はお客さんに踊ってもらおうと(笑)。」
        生形「野外は気持ちいいですよ、演奏している方も。ただ蛾が凄かった(笑)。ネックに小さい虫が止まっていたので、潰さないように運指変えました(笑)。」
        村松「優しいな、おい(笑)。」


        それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
        生形「今バンドが凄くいい状態なので、ツアーの合間に曲も作ったりしています。勢いに乗っているので、いいライブになると思うので楽しみにしててください。」
        村松「LOVE & PEACEで繋がりましょう!」


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        FUZZY CONTROL

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          《L: JOE(B) JUON(Vo) SATOKO(Dr) :R》

          プロフィール

          2003年にシングル「SHINE ON」でデビューしたスリーピースロックバンド。クオリティの高いロックは日本のみならず海外でも評価が高く、アメリカのフェスにも参加している。最近はDREAMS COME TRUEの全国ツアーのサポートミュージシャンとしても活躍中。
          オフィシャルHP
          http://www.fuzzycontrol.jp/

          ※8月16日・金曜日、RISING SUN ROCK FESTIVAL・def garageでのライブ直後に収録

          RSR初日、そしてdef garageのトップバッター…リハーサルからノってしまいましたが(笑)、
          率直にライブ終了直後の感想をお願いします。
          JUON「本当に音楽好きが集まってるんだなと思いました。皆の表情も凄く良くて、僕たちの音をちゃんと聴いてくれてるというのが伝わってきました。」
          SATOKO「トップバッターからアンコールもらえるなんてビックリしました。RSRは凄くいいよ、と聴いていたのでそれを実感しました。」

          セットリストが1曲目以外新曲のオンパレードでした。
          JUON「9月4日にニューアルバム「ROCKS」がリリースされるんですが、凄くいい曲がたくさん出来たので、早く皆に聴いてもらいたいと思ったんです。」
          SATOKO「取っておくことが出来ないタイプなので(笑)。」
          JOE「夏フェスでやらないでいつやるんだよ、という感じです。」
          JUON「どうして夏フェス前にリリースしなかったんだって(笑)。」
          SATOKO「ただ皆の大切な夏の1ページは貴重な時間ですし、CDも一生残るものなので、たまたまライブが先だったということで。」
          JUON「今一番出したい音を届けたい…なのでこのセットリストになりました。」

          それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
          SATOKO「北海道は親戚の出身地で、自分の祖先はここから来ているので、面白いことをやりたいなといつも思っています。またライブに遊びに来てください。」
          JOE「なかなか会えないですが、皆のことは想像の中で思っているので心配しないでください(笑)。」
          JUON「僕達の音楽と北海道の大地が結合すると、想像を超えたパワーが生まれたような感じがしました。今回北海道の皆の気持ちをいただいたからこそまたいい音楽が出来ると思います。これからも頑張るので応援よろしくお願いします。」

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          plenty

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            送り手と聴き手をつなぐ「this」という音楽的代名詞


            《L: 江沼郁弥(Vo&G) 新田紀彰(B) :R》

            プロフィール

            歌詞、曲、存在、それぞれが独特。そしてどこまでも確信的であり革新のロックバンド。これまでに2枚のミニアルバム、4枚のEP、2枚のフルアルバム、【Sound Film Track】という新しい表現形態での作品を1枚リリース。数々のツアーやイベント出演で注目を集める。2013年5月29日にリリースされた2nd album「this」を引っさげ、サポートミュージシャンにドラマー中畑大樹、ギタリストにヒラマミキオを迎えて4人編成で6&7月に開催した「plenty 2013年 梅雨 ワンマンツアー」はメンバーが開始当初から目標としていた “「this」に肉体をつける”地点に達した充実のステージで、これまでにないほどエモーショナルなライブを展開し話題を呼んだ。この4人編成のplentyを体感してほしい。
            オフィシャルHP
            http://www.plenty-web.net/
            ライブ情報
            RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO
            2013.8.16(金)&17(土) 石狩・石狩湾新港樽川埠頭特設ステージ
            ※plentyの出演は8/17(土)

            「this」というのは「これ・この」以外に「自分に属する」という範囲的な意味があるんです。

            江沼さんにお話を伺うのは1年3か月ぶりになります。

            「ずっと制作してましたかね。ツアーもやってたんですけど、EPを2枚出したり、凄く地下に潜って…スタジオに籠もってメソメソメソメソやってた感じです。曲の制作方法が変わったり、そういう意味では凄く変化した時間だったかもしれないですね。」

            具体的にはどのように変化したんですか?
            「今までは弾き語りでデモを作ってメンバーに投げて、メンバーがそれぞれのパートを組み上げていくんですが、今は一人で自宅でパソコンを使って曲を作るようになったんですよね。自分で全パート作って形にしたものを投げて、そこからブラッシュアップするようになりました。4thEP(2012.11リリース「ACTOR/DRIP/ETERNAL」)からですね、その延長線上にあるのが「this」です。」

            デモの制作方法を変えるきっかけはあったんですか?
            「前まではスリーピースバンドでやっていて、聴く音楽も好みもばらばらの3人が作る無秩序な感じが良さだと思っていたんですが。ドラムが欠けてそういうことでもなくなって来たり、自分で歌詞を書いているので、表現者としての責任や意識が変わって、作品を作るうえでもっと出来ることがあるんじゃないかと。セッションをしながら作るのもいいと思うんですが、今自分は別のことをすべきなんじゃないかと思い出して、それで一人で作るようになったんです。」

            5月29日に2ndアルバム「this」がリリースされましたね。
            「「this」というのは「これ・この」以外に「自分に属する」という範囲的な意味があるんです。それがこのアルバムにぴったりだと思ったんですよね。音楽を作ってリスナーに聴いてもらったら、その時点で僕のもの・plentyのものだけじゃないというか。曲をあげる感じですかね。聴いてくれた人の「this」、あなたの「this」という意味が含まれています。」



            アルバム自体のテンションが「オラー!」みたいな感じを押し殺して、淡々と(笑)。 


            全曲聴かせていただきまして、すべてにおいて進化・深化したような感覚を受けました。

            「作りながらも薄々思っていたんですが「これは挑戦だな」と。この作品を受け入れてもらえたら、plentyの今後はやりやすいぞ、という感じでしたね。でも受け入れられなかったら、考えようと(笑)。アルバム自体のテンションが24歳のテンションじゃないんですよ。渋いというか「オラー!」みたいな感じを押し殺して、淡々と(笑)。でも奥の方に青白い炎が見えるみたいな…洋楽的なイメージですよね。僕は凄く好きですけど、今までの流れから行くとびっくりするだろうなと。4thEPがロックな感じでいったのに、アルバムには3rd・4thEPから1曲も入ってなくて、全然違うテンションで10曲まとめてみたので…「聴き方わかんねえぞ、江沼」みたいな(笑)。そこも楽しみにしてましたけどね。」

            8月17日・土曜日にはRISING SUN ROCK FESTIVALに出演が決まっています。
            「北海道は涼しいので、出られるだけで嬉しいんです。お客さんも伸び伸びしている感じがするんですよね。会場も空も広いので、お客さんだけじゃなくてアーティストも伸び伸びしてリラックスしている印象です。沼地に引き込んでいく感じのライブが好きなので、セットリストは相当考えますね。」

            それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
            「先日ワンマンライブがあって、また北海道に来られるのが楽しみです、僕が(笑)。良かったらまた遊びに来てください!」


            インタビュー後記
            インタビューでの言葉はだんだん饒舌になっているのに、年々減っていくMC(笑)。plentyというバンドは本当に不思議な魅力に溢れたバンドだ。そして届いた1年2か月ぶりの新作「this」。plentyが今考えていること=「this」=聴き手が受け取った時に起こる感情。この「this」というアルバムを通して、plentyと聴き手が色々な思いを共有している。その共有はインタビュー翌日に行われたライブでも感じられた。シンプルに淡々と、しかしその中にある青白い炎。もうその存在感たるや「日本のOASIS」と呼びたくなるくらいのものだ。「this」というのは代名詞。その世界には誰もが入る権利を持っている。(橋場了吾)


            「this/plenty」
            (2013.5.29発売/¥2500(tax in)/XQFQ1209)
            1.プレイヤー
            2.或る話
            3.劣勢
            4.fly&fall
            5.境界線
            6.somewhere
            7.まだみぬ君
            8.手のなるほうへ
            9.よろこびの吟
            10.いつかのあした
            ※初回限定盤(¥3000(tax in)/XQFQ91001/DVD付)も同時発売
            CDの購入はこちら → 【SAPPORO MUSIC NAKED】Amazon Store


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