Skoop On Somebody

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    7人の歌姫を迎えた極上のベッドタイムミュージック


    《L: KO-ICHIRO(Key) TAKE(Vo) :R》

    プロフィール

    1995年に大阪にてSKOOP結成。1997年にメジャーデビューし、2000年にアーティスト名をSkoop On Somebodyに改称。2002年には、CHEMISTRYへ「My Gift to You」の楽曲提供と活躍の幅を広げる。2012年にデビュー15周年を迎え、2013年2月20日に初のデュエットミニアルバム「S.O.S. Duets」をリリースした。
    オフィシャルHP
    http://www.skoop.jp/
    ライブ情報
    2013.5.5(日) 札幌・Zepp Sapporo

    「ありがとう」という気持ちで振り返りつつ、音楽やライブでお返ししていくのが使命だと思っています。

    Skoop On Somebodyのお二人にお話を伺うのは3年5か月ぶりになります。ライブは見させていただいているのでちょくちょくお会いはしているんですが(笑)。
    TAKE「ありがとうございます。いつもお世話になっております(笑)。」

    以前もお話したと思いますが、私がこの業界に入って一番最初に、一人でアテンドしたアーティストがSkoop On Somebodyだったんです。もう14年前ですね。
    TAKE「当時の僕らはどうでした?感じ悪くなかったですか?(笑)」
    KO-ICHIRO「ぶっちゃけで大丈夫ですよ(笑)。」

    いやいや、こういうオーラがあるからこそ人前でステージに立って演奏出来るのだと感動しました。
    TAKE「嬉しいですね。またこうやってお会い出来るのも嬉しいですね。Twitterにも書き込んでくれたんですよね、愛を感じております!」

    Skoop On Somebodyはデビューから15年が過ぎました。
    TAKE「一つ一つの作品・ライブに向き合って来て、ふと気が付いたら15年経っていた、というのが正直な感想なんです。でもこうやって15周年をファンの方に祝ってもらったり、音楽の仲間たちもたくさん増えていて、僕らの15年分の宝物ですよね。「ありがとう」という気持ちで振り返りつつ、音楽やライブでお返ししていくのが使命だと思っています。」

    2月20日に初のデュエット作品集「S.O.S. Duets」がリリースになりました。
    TAKE「ソウルの名盤でDonny HathawayとRoberta Flackのデュエットアルバム(1972年リリース)は自分にとってのバイブルなんですけど、デビューしてからいつかそういうデュエットアルバムを作りたいなというのはどこかにあったんですよね。それで去年15周年を迎えて色々な方に祝ってもらって、このお祝いムードだったら少々のお願いを聴いてもらえるかなと思って(笑)。スケジュールはタイトだったんですけど、皆さん快諾してくれまして、こんな豪華な方々が歌いに来てくれました。」

    Skoop On Somebodyのエロさと爽やかさがバランスよく融合された1枚だと思いました。
    TAKE
    「そこ(エロさ)はソウルシンガーの諸先輩方を見て、60歳になっても70歳になっても男のフェロモン出しまくりの“現役感”…「俺は枯れない」というのがソウルだと思いますし、僕らもそうありたいなと思いますよね。」



    「S.O.S. Duets」では彼女たちの素顔がちらっとでも見えたら嬉しいなという思いで準備に準備を重ねました。

    Crystal Kayさん、広瀬香美さん、Aliceさん、夏川りみさん、May J.さん、多和田えみさん、松尾依里佳さん…名前を見ているだけでワクワクするデュエット相手です。
    TAKE「せっかくSkoop On Somebodyのフィールドに遊びに来てもらうので、普段使わないような表情や声色にもスポットライトを当てて、彼女たちの素顔がちらっとでも見えたら嬉しいなという思いで準備に準備を重ねましたね。で、スタジオに入ったら本当に楽しいレコーディングでした。忙しい中来てもらっているので1テイクで全然OKなのに、もっと良くしたい、僕ももっとうまくエスコートしたいというやり取りをしているとあっという間に夜中になってました。」

    メンバーのセレクトはどのように進めたんですか?
    TAKE「ホワイトボードに思いつくままに、こういう方とこういう曲をデュエットしたい、というのを書き出して(笑)。はじめましての方もいますが、ライブでお会いしていた方もたくさんいて、これも15年やってきた宝物だと思いますね。ぶっちゃけ二回りくらい下の方もいますから(笑)。僕らは「どうやったら黒人ぽく聴こえるか」「どうやったらソウルっぽく聴こえるか」ということに苦労した世代なんですが、AliceさんたちはナチュラルにR&Bを歌えるんですよね。全身R&B、ディーヴァなんですよね。」

    それはSkoop On Somebodyを代表とするR&Bアーティストが日本にR&Bを根付かせた結果だと思います。
    TAKE「ありがとうございます。May J.さんも「ずっとSkoop On Somebodyの音楽聴いてました」「何歳くらいの時から?」「小学生の時から!」みたいな場面もありましたけど(笑)、僕らと一緒に音楽を奏でることを楽しんでくれている様子だったので、本当に嬉しい・楽しいばかりのレコーディングでしたね。」

    普段はTAKEさんのヴォーカルのみなのでアレンジや演奏は結構苦労されたんじゃないですか?
    KO-ICHIRO「アマチュア時代から数えると20年近く、TAKEの横には僕のピアノがありましたから、そういう意味では(TAKEの)オイシイところは全部知っているんです。女性陣がそれぞれキーも違えば輝くポイントも違うので、デュエット曲とお相手が固ってこないとアレンジは詰められなかったんです。で、数日間かけて用意したものもレコーディングの数秒で変わるわけです。やっぱり事件は現場で起きるので(笑)、それも楽しかったんですよ。このデュエットアルバムをやらせてもらえたのは、僕らに対するご褒美だと思います。ゲストの方々のおかげで、ホストヴォーカリストとしてのTAKEが少しずつ違うものを見せられたというのは大きいですよね。」

    TAKEさんの歌声もいつもの色気にプラスして優しさを感じました。
    TAKE「結局歌というのは女性のものだと思うんですよ。男の役目としては優しさでエスコートしながらも、強さや熱さは担っている、というのが僕の理想像なんですよね。“歌姫”という言葉はありますけど“歌殿”とは言わないでしょ?(笑)色々な世代の色々なジャンルの女性ヴォーカリストが僕らの現場に来てくれた時に、素直に僕らの音楽を楽しんでもらうことの喜び…自分たちだけじゃなくて、誰かを迎え入れて喜びを感じてもらうという感じですかね。Skoop On Somebodyというレストランがあったら、順番を考えながら美味しいもの食べてもらって、美味しいお酒飲んでもらって、結果満足して帰ってもらう…聴いてくれる方々にも楽しんでもらいたいなという思いでリリースしました。」
    KO-ICHIRO
    「曲順は揉めましたね。スタッフ含めて5人が曲順の案を出したところ5通りありましたから(笑)。」



    札幌はツアー初日なのでドキドキしていますが最高の夜に出来たらなと思っています。

    最後の曲はインストです。KO-ICHIROさんのピアノと松尾依里佳さんのヴァイオリンという楽器のデュエットですね。
    KO-ICHIRO「高学歴のタレントさんとしておなじみですけど、ヴァイオリンを愛してやまない方なんです。今回初めてご一緒する前に彼女が演奏している動画も見せていただいて、僕の中で彼女のイメージがひまわりだったのでそんな曲が出来たらいいなと思って作りました。」

    初回限定盤(写真)にはとんでもないDVDがついています(笑)。2012年6月に東京・渋谷公会堂で行われたライブがほぼ全編収められていますね。ほとんどの曲がリアレンジされているんですが、オリジナルのままで演奏されているのが名曲「ama-oto」です。
    TAKE「僕らもライブに行った時に大好きな曲が新しいアレンジになっていたら、嬉しい反面、「あの時のあのアレンジで聴きたかった!」と思う時があるんですよね。そういう意味では「ama-oto」はリリースした当時のアレンジで歌ってみました。」

    5月5日・日曜日には札幌・Zepp Sapporoでライブがあります。
    TAKE「タイトルが「Duet with you」ということで来てくれたあなたと僕らのデュエット…ライブは親密なものですし、何がどうなるかわからない自由な部分も必要だと思うんです。あとはお客さんとの呼吸…お客さんの反応を受け止めて歌の抑揚やグルーブに繋げていく…札幌のライブはツアー初日なのでドキドキしていますが最高の夜に出来たらなと思っています。」

    それでは最後に北海道のファンの方々にメッセージをお願いします。
    KO-ICHIRO「5月5日に北海道に戻って来られるのがわかっているだけで嬉しいです。僕らも精いっぱいの準備をして臨みますので、当日目いっぱい楽しみましょう。お待ちしています。」
    TAKE
    「やっぱり札幌熱いですね。人の温かさに触れて札幌に来るたびにほっとして帰っています。ライブで聴きたい曲がありましたら【SAPPORO MUSIC NAKED】に伝えれもらえれば、まだ間に合いますので(笑)。一緒に最高のライブを作れたら嬉しいです。遊びに来てください。」


    インタビュー後記
    初めてSkoop On Somebodyのお二人に出会ったのは14年前。当時感じた男の色気には何ら変化がないどころか、更に大人の雰囲気を感じさせてくれる。今や“ベッドタイムミュージックのファンタジスタ”と呼ばれるSkoop On Somebodyの新作は、彼ら自身が憧れているR&Bアーティストのスタイルをモチーフとしたデュエットアルバム。ベテランから新人まで色々な世代の歌姫を迎え、極上のベッドタイムミュージックを聴かせてくれている。どの曲も個性的でドキドキする曲、リラックスできる曲など多種多彩。今年はこのアルバムで大人の夜を過ごしたい、そう思わせてくれる1枚だ。あ、ライブで聴きたい曲のリクエストもお待ちしています!(橋場了吾)



    「S.O.S. Duets/Skoop On Somebody」
    (2013.2.20発売/¥2548(tax in)/SECL126)
    1.T.Y.L.(w/Crystal Kay)
    2.冬のファンタジー(w/広瀬香美)
    3.ふたりごっこ(w/Alice)
    4.A WHOLE NEW WORLD(w/夏川りみ)
    5.Just The 2 Of Us(w/May J.)
    6.Anniversary(w/多和田えみ)
    7.Twit and Chat(w/松尾依里佳)
    ※初回限定盤(¥8000(tax in)/SECL1260-1261/DVD付)も同時発売
    CDの購入はこちら → 【SAPPORO MUSIC NAKED】Amazon Store


    2013.2下旬の新譜情報

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      ★2013/2/20 Release


      「モンスターのかくれんぼ/GOOD LOVE with Michelle Branch/Rihwa」


      「S.O.S. Duets/Skoop On Somebody」


      「Urban Stream/小林香織」


      「and then...〜20th anniversary BEST〜/古内東子」


      「強くなる人/山崎あおい」

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      ★2013/2/27 Release


      「standing for you/girl next door」


      「Dreamer/JUJU」


      「IF/MONKEY MAJIK」


      「ランナーズ愛/RAKE」


      「UNDER:COVER2/T.M. Revolution」


      「HOT NUMBER/ORESKA BAND」

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      May J.

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        ハイブリッドディーヴァの「枠に収まりきらない」7年の軌跡

         
        May J.(Vo)

        プロフィール

        1988年生まれ。日本、イラン、トルコ、ロシア、スペイン、イギリスのバックグラウンドを持ち、多彩な言語を操るマルチリンガルアーティスト。幼児期よりダンス、ピアノ、オペラを学び、作詞、作曲、ピアノの弾き語りからアパレルブランドのカタログモデルをもこなす。2006年ミニアルバム「ALL MY GIRLS」でデビュー。2009年5月にSugar Soul feat. Kenjiの名曲「Garden」のカバーを収録した2ndアルバム「FAMILY」はオリコン週間アルバムチャート4位を記録。全国各地で毎年約100本、海外ではNY、LA、シカゴ、ロンドン、モスクワ、オマーン、台湾、上海、韓国、などでもライブを行う。2008年からNHK BSプレミアムと世界の180以上の国と地域に放送されているNHK WORLDの音楽番組「J-MELO」のメイン司会を務める。
        オフィシャルHP
        http://may-j.com/

        ずっと「いつか歌手になりたい」という夢を追いかけていましたね。

        May J.さんが音楽っていいなと思ったのはいつくらいの時期ですか?
        「本当に小さい頃なんですが、父がピアノとギターとヴァイオリンをよく弾いていたんですよ。音楽が大好きで趣味でやっていたんですが、私もそういった環境で育って来たので、3歳の頃からクラシックピアノとバレエを始めました。同時に歌うのも大好きで、当時はディズニー映画の主題歌をいつも歌っていました。家族によると、私は3歳の頃から「歌手になりたい」と言っていたそうです。8歳の頃にオペラを習い始めたんですよ、基礎から声楽を学びたいという気持ちがあって。母の知り合いの方に2年くらい習って、その後は洋楽・J-POPを聴くようになって、ずっと「いつか歌手になりたい」という夢を追いかけていましたね。デビューのきっかけが14歳の時に受けたレコード会社のオーディションに合格したことだったんです。その後4年間育成期間があったんですが、ダンスの練習やヴォイストレーナーに個人レッスンをしてもらったり、高校に通いながら作詞をしたり…という時間でした。で、やっと18歳でミニアルバム「ALL MY GIRLS」でデビュー、という感じです。」

        3歳の頃の夢が実現したんですね。
        「ずっとぶれなかったですね。それ(歌手)以外のことを全く考えずに、音楽のことだけを夢見て来たので。」

        今年でデビュー7年が経過して、2月6日にベストアルバム「May J. BEST -7 Years Collection-」がリリースされました。
        「この7年間にリリースしたシングル曲とアルバムのリードトラックを中心に収録しているんですが、May J.を代表する曲がほとんど入っている形になっていますね。ただもっと入れたかった曲もありまして(笑)。」
        ※ここで筆者も収録してほしかった曲をMay J.さんに伝え、ひとしきり盛り上がる。



        常に新しいことに挑戦したいという気持ちで7年間曲を作って来て出来たのが「May J. BEST -7 Years Collection-」です。 

        May J.さんはコラボレーションソングがたくさんありますが、曲毎にアプローチの方法は違うんですか?
        「私は一つのジャンルに囚われたくないという気持ちが強くて、常に新しいことに挑戦したいという気持ちで7年間曲を作って来たので、アルバム毎にコラボ作品を収録しているんですが、最初に曲のテーマを決めてから「●●さんとコラボしたい」と自分からラブコールをさせてもらっています。先にコラボ相手の希望があって曲を作っていくパターンもありますね。」

        アルバム「Brave」にも収録されていましたが、Daniel Powterとのコラボも実現しましたね。
        「Danielがデビューした頃から大好き、というか「アメリカン・アイドル」(アメリカのオーディション番組)でDanielが「Bad Day」を演奏しているのを見て「カッコいいアーティストだな」と思っていたんです。当時は私もデビューしたばかりで、上手くいかないことが多くて落ち込んでいた時期に「Bad Day」を聴いたので、凄く励まされたんです。「いつかこんなアーティストさんとお仕事出来たらいいな」 と思っていたところ、「Brave」を制作している時にDanielが来日するという情報が入りまして(笑)。これはもしかしたらコラボ出来るんじゃないかと思って、Danielの分の歌詞も全部書いて、Danielにコラボをお願いしたらOKをいただいて凄く嬉しかったですね。」

        「Garden」はEDM(=Electronic Dance Music)風のリミックスに生まれ変わっていますね。
        「「Garden」はライブではいつも一人で歌っているので、それに慣れているんです(笑)。普段ライブに来ていただいている方には自然に聴いていただけると思います。」

        カバーといえば「ハナミズキ」も収録されていますね。
        「「ハナミズキ」はあるテレビ番組のカラオケ対決で歌ったのがきっかけだったんですが、歌唱法もジャンルも違うので自分の声に合うのか不安だったんです。でもいざ歌ってみたら意外とマッチしていて、原曲の良さも生かしつつMay J.らしさも出しつつ歌ってみて、自分の表現の幅が広がったような感じがしますね。」

        「May J. BEST -7 Years Collection-」の19曲PVが収録されているDVD付では「Rewind」のMay J.さんのダンスも楽しめますね。
        「そうなんです。踊りまくってますね(笑)。「Rewind」は「巻き戻す」という意味なので、映像の中にもそういう感じを表現しています。是非楽しんでほしいです。」



        またライブで戻って来たいと思いますので、その時は遊びに来てください!

        May J.さんが北海道に来られる時に楽しみにしていることは何ですか?
        「冬の北海道はいつでもフレッシュな雪があるので、パウダースノーを触って「わあ」ってやるのが好きです(笑)。それとジンギスカンが大好きなので、お気に入りのお店にいつも行っています。」

        それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
        「「May J. BEST -7 Years Collection-」リリースしました。私の7年間の代表曲が詰まっている1枚となっていますので、DVDと共に楽しんでもらえると嬉しいです。ブログでは1曲ずつ曲解説もしていますので、読みながら曲を聴いていただけるともっと曲の世界に入れるんじゃないかなと思います。4月には名古屋・大阪・仙台・東京を回るツアーが決まっています。残念ながら北海道は日程に入っていないんですが、またライブで戻って来たいと思いますので、その時は遊びに来てください!」


        インタビュー後記
        「天は二物を与えず」という諺があるがこの人には全く当てはまらない。小さい頃から音楽を学び、モデルとしても活躍してきたMay J.さん。天はこのハイブリッドディーヴァに二物も三物も与えた。そしてデビューから7年を経た今、大きな花を咲かせている。それは彼女が辛い時にも音楽に励まされ、そしてその音楽というフィールドで色々な挑戦をしてきたからだろう。様々なコラボなど「枠に収まりきらない」音楽活動の軌跡がベストアルバム「May J. BEST -7 Years Collection-」には凝縮されている。今はテレビでも活躍する機会を多く目にするが、彼女が本当に輝く場所はステージの上。再び北海道でライブをしてくれる日を心待ちにしたい。(橋場了吾)



        「May J. BEST -7 Years Collection-/May J.」
        (2013.2.6発売/¥3150(tax in)/RZCD59244)
        1.MY GIRLS
        2.HERE WE GO feat.VERBAL(m-flo)
        3.Dear...
        4.DO tha' DO tha'
        5.Garden feat.DJ KAORI, Diggy-MO', クレンチ&ブリスタ
        6.もし君と… with キマグレン
        7.Be mine〜君が好きだよ〜
        8.Sing for you/May J. × MAY'S
        9.あの日があるから feat.RYO the SKYWALKER
        10.ONE MORE KISS/May J. × Zeebra × 難波章浩
        11.夜空の雪
        12.Rewind<
        13.Back To Your Heart feat.Daniel Powter(English ver.)
        14.TSUBASA
        15.Garden(2BEDROOM PROGRESSIVE ANTHEM)/May J. × 2BEDROOM
        16.ハナミズキ
        ※初回限定盤(¥3980(tax in)/RZCD59243B/DVD付)も同時発売
        CDの購入はこちら → 【SAPPORO MUSIC NAKED】Amazon Store

        傳田真央

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          女子会番長が厳選したリアリティ溢れる恋愛小説群


          傳田真央(Vo)

          プロフィール

          1999年シングル「あなたとふたりで〜Be with me all day long〜」でクラブシーンに鮮明なデビューを果たし、1stフルアルバム「Eternal Voice」でその存在を不動のものとする。2009年3月、傳田真央名義として実に7年振りとなるシングル「Bitter Sweet」では、Jeff Miyaharaをプロデューサーに迎え、配信で異例のロングセールスを記録。涙の代弁者として、女性を中心に幅広く愛され、唯一無二の歌声、言葉、ソングライティングセンスでファンのみならず、多くのアーティスト達にも影響を与え続けている。
          オフィシャルHP
          http://dendamao.com/

          皆に色々なことを伝えたい!」という気持ちで今も頑張っているようなところはありますね。

          傳田さんが音楽を始めたきっかけはどのようなものですか?
          「両親がクラシック音楽をやっていて、私も3歳からピアノ、4歳からチェロを始めました。音楽大学に入るまでやっていて、歌を習ったことはないんです。小さい頃は楽器の練習ばかりだったので、大変だった時期もあったんですが、逆にその時の「皆に色々なことを伝えたい!」という気持ちで今も頑張っているようなところはありますね。」

          学生時代はクラシック一辺倒だったんですか?
          「クラシックは勉強としての音楽で、それとは別に周りの友達と洋楽を聴いたりロックを聴いたりしていました。中学時代はヴィジュアルロックが大好きで、マイヒーローはLUNA SEAのSUGIZOさんでしたね。ヴィジュアルロックの歌詞や歌い方は色っぽさがあって、そういうところに女性らしさを見ていたのかも知れないですね。それで自分の好きなロックスターが好きな洋楽を追いかけたり、海外テレビの音楽番組の影響を受けました。ジャンル問わず聴いていたので、高校時代の学校祭ではロックバンドでオルタナティブをやったり、ダンサーつけてR&B歌ったり、色々なジャンルの音楽をやっていましたね。基本ヴォーカルだったんですけど、ロックバンドではエレキギターをかき鳴らしていました(笑)。シンディ・ローパーやシャーデーは特に好きで、好きな女性像のアーティストを聴いていたのかもしれないですね。」

          さすが女子力の高いチョイスです…楽器も何でも一人で出来ちゃうんですね。
          「プライベートでも何でも一人で出来ちゃう大人女子、という残念な感じです(笑)。」

          今やラブソングを歌うアーティストとしての認知度が高いですが、当時から恋愛にはのめり込むタイプだったんですか?
          「そうですね。高校時代は女子高だったので大変だったんですよ、毎日女子会で。今は自ら“女子会番長”と呼ばせていただいて女子的な歌詞を書いているんですけど、原点はそこにあるのかなと思いますね。男子のダメ出しトーク始め、女子が集まると幸せな話はあまり盛り上がらないんですよ(笑)。「こんなこと言われたんだ」みたいな方が女子同士の絆が深まるんです(笑)。」



          二人になりきれていない二人という意味合いを込めて「セミダブル」というタイトルにしました。

          4枚目のフルレンスアルバム「セミダブル」が2月13日にリリースになりましたね。
          「我が家のベッドもまさにセミダブルなんですけど(笑)、シングルだとちょっと淋しいなと。ダブルベッドにする勇気はまだないよ、という中途半端な感じですよね。私自身アラサーで結婚前の恋愛を試行錯誤している時期なのでグレーゾーンを行ったり来たりしているんですけど、そういう恋愛ドラマの象徴…二人になりきれていない二人という意味合いを込めたタイトルにしました。」

          男の私にも「あの頃は良かったなあ」と思わせてくれるアルバムです(笑)。
          「実は最初から「セミダブル」というアルバムを出したいというところからスタートして、短編ドラマを作る様な感じで色々な曲を作っていったという感じです。曲自体もタイトルから作った曲が多いんですよ。最近は自分の恋愛におけるリアルな揉め事だけではラブソングに広がりが持てなくなってしまうので、twitterやブログのコメントで皆さんのお話をお伺いしてそこからインスピレーションをもらって書くことも多いですね。中には女子会で聴いた話をそのまま曲にしたものもありますよ。例えば「なかったことにした恋」は、失恋した女子が恋の断捨離をしているという曲なんですけど、私の友達が別れた彼氏からもらったプレゼントをリサイクルショップに出してくるという話を聴いて、「うわっ」と思いながらも逞しいなと思いながらそのまま彼女のことを曲にしました。」

          僕が個人的に大好きなのは「Next Love」で、凄く前向きでサウンドもダンサブルですね。
          「意外に楽しい曲も入っているので、切ない曲を聴いた後はこういう四つ打ちの曲でスカッとしてもらったり、両方楽しめるアルバムになっていると思います。女子の原動力は男子を思う乙女心にあると思うので、男性の皆さんも傳田真央のラブソングを恐れずに聴いて楽しんでもらいたいと思います(笑)。」



          街を歩く時もインスピレーションを受けるので、札幌で書いた歌詞もたくさんあるんですよ。

          傳田さんが札幌に来られる時に楽しみにされていることはありますか?
          「一番好きなのは新千歳空港から札幌までの電車が好きなんです。車窓の感じも好きで、今度乗る時はどんな曲を聴こうかなとか考えるんです。街を歩く時もインスピレーションを受けるので、札幌で書いた歌詞もたくさんあるんですよ。」

          それでは最後に北海道のファンの方にメッセージをお願いします。
          「北海道の皆さんには昔から応援していただいていて、また次回お会い出来るのを楽しみにしながらラブソングを書いていきたいと思います。北海道の恋愛事情も聴かせていただいて、そこからまた新たな曲を作っていきたいので、そんなところで傳田真央と繋がっていただけたら嬉しいです。「セミダブル」も是非聴いてください。よろしくお願いします。」


          インタビュー後記
          その女子力の高さは学生時代からの折り紙つきだ。そんな彼女が多くの女子から色々なインスピレーションを受けて、リアリティ溢れる12編の恋愛小説を完成させた。女子会番長のオメガネにかかった数多くのリアルから厳選された物語の、細かい描写の一つ一つがその情景を思い起こさせ、多くの恋愛に悩む人々の共感を呼ぶことだろう。そんな大人の恋愛事情がぎっしり詰まった「セミダブル」で、恋愛に悩んだ時は傳田真央を聴け…自信を持ってそういえるくらいの存在になった傳田真央。更にもうワンステップ上の存在となった彼女の歌声を堪能してほしい。(橋場了吾)



          「セミダブル/傳田真央」
          (2013.2.13発売/¥3000(tax in)/CRCP40337)
          1.いまさら会えなくて
          2.Love with Chu.
          3.Next Love
          4.友達以上恋人未満
          5.マニフェスト
          6.ダメな恋でもいい
          7.なかったことにした恋
          8.Ms. Lonliness
          9.シングルベル
          10.舞い散る雪のように
          11.恋して涙して
          12.セミダブル
          CDの購入はこちら → 【SAPPORO MUSIC NAKED】Amazon Store


          2013.2上旬の新譜情報

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            ★2013/2/6 Release


            「May J. BEST -7 Years Collection-/May J.」


            「neuron/sleepy.ab」


            「CIDER ROAD/UNISON SQUARE GARDEN 」

            CDの購入はこちら → Amazon

            ★2013/2/13 Release


            「大好きなのに/Kylee」


            「セミダブル/傳田真央」


            「BEST 2005-2003/MAY'S」

            CDの購入はこちら → Amazon


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